子供達は植物の実を集めるのが大好き!
実といえば、やはり代表は「どんぐり」でしょう。
…ということで、この度、園庭に「どんぐりの木」を植樹いたしました。
「どんぐり」はブナ科の木の実を総称したもので多くの種類の木がありますが、
今回当園に植樹したのは「クヌギ」の木で、とても大きなドングリの実をつけるそうです。
また、どんぐりの語源は、江戸時代に子供が「独楽(こま)」にして遊んだところから、
「独楽(こま)」の古名『つむぐり』が『づむぐり』になり、『どんぐり』になったと言われております。
『つむぐり』の「つむ」は、つむじかぜ・つむじの【つむ】であり「回転する」という意味です。
つまり、どんぐりの語源は「子供がくるくる回して遊ぶもの」であったわけで、
子どもと「どんぐり」は切っても切れない関係のようです。
現在、当園のどんぐりの木は植えたばかりですので葉が一枚も無く、他の紅葉した
木々の中ではとても寂しい状態になっております。しかし、来年の秋にはもう実がなるようで、
一心不乱にどんぐり拾いをする子供達の微笑ましい姿が目に浮かびます。
早くも来年の秋が待ち遠しく、子供達の喜ぶ姿を見たいものです。