しっとりと小雨で清められた参道。年長さんがお花を撒きながら、歌や太鼓に合わせて小さなのの様を乗せた白象を引いてくれました。私はその情景を見てとても綺麗で心が清らかに、そして御釈迦様の誕生をお祝いする晴れやかな気持ちが込み上げてきました。
本堂ではお坊様が入堂し雅楽を、年長さんの献灯献花、心のこもった稚児舞の奉納。きっとお釈迦様も喜んで下さったことと思います。“天上天下唯我独尊”自分という存在はただ一人、つまり我々一人一人がかけがえのない尊い存在であり、それぞれ尊重し合いながら命を大切にしましょうという御釈迦様の教えです。毎朝の “明るく・正しく・仲良く”を合唱しておりますが、これからもみんな尊重し合いながら仲良く過ごしていきたいものです。のの様も暖かく見守っていて下さることと思います。担当 鈴木利江