5月14日に花まつりを行いました。本来、4月8日が、お釈迦様のお誕生日でありますが、この日はまだ始業式が始まっておりませんので当園では5月の第二土曜に催しております。花まつりには、花御堂に天と地を指差した誕生仏を安置し、甘茶をそそぎお釈迦様の誕生をお祝いします。当園では平安時代から伝わる園児による可愛らしい稚児舞やお歌等を奉納しておりますが、これまで多くの練習を重ねてまいりました。子供達の一生懸命な姿にお釈迦様もきっと喜ばれていることだと思います。また、お祭りですので楽しく過ごすのはもちろんですが、本来の「お釈迦様の教え」をしっかりと学ぶことがもっとも重要なことです。お釈迦様は「天上天下唯我独尊」というお言葉を残されました。つまり、この世に自分と言う存在はたった一人、かけがえのない尊い命であるということ。そして全ての生命も同様であります。子供達がお友達はもちろんのこと虫など小さな生物にも平等の命があることを知り、お互いに尊重し合える子供達になって欲しいものです。